100年前のミシンが復活!

SINGERのミシン台を探していたところ、運良く1920年スコットランド製のミシンを
フルセットで入手することができたのですが、
ミシン本体は錆びていて駆動部の動きも悪く、汚かったので台の中にしまったまま
靴の陳列台として使用していました。
本来 ミシンの台が欲しくて購入した経緯もあり、本体はオマケ程度に考えていたのですが、
磨いてちょっとでもキレイになれば飾りになるんじゃないかなと思い、
磨いてみたところ艶が出てきて、やってるうちに光沢が戻ってくるのが楽しくなり
「もうどうにも止まらないモード」に突入し、手をケガしながらも磨き続けた結果、
ピカピカのミシンに変身させることができました。
ここまできたら今度は動くようにしたいと思うのが普通ですよね?(笑)
部品をバラして駆動部にオイルをさして油まみれで何だかんだやってると
重たかったハンドルも滑らかに動くようになり駆動部が無事に復活!
後はちゃんと縫えるかどうか… 足踏みミシンの台にセットして動かしてみたら
軽快な動きで縫いも問題なくバッチリ!
このミシンの音は時代を感じるいい音で何故か不思議と癒されます。
100年前に遠いスコットランドから日本にやってきたこのミシン。
こうしてこの場所でまた動き出したのがなんだか不思議な気がします。
大事にに使い続けないと…