ダンスコ修理の独り言
ホームページを見て遠方から修理で送られてくるダンスコもあれば、
先日は熊本から持ち込みで来店されるお客様もいらっしゃったり、
本当にありがたいことです。
さて、修理のダンスコが増えれば増えるだけ嬉しいのですが、
パイピングの修理をするために必ずやらなければならないことが、
そう、それが「ステープル抜き!」このホッチキスの針を太く頑丈にしたような
深さ2センチの針を1足あたり150本ほど手作業で抜くのですが、
これがまた個体差があって、スルッと楽に抜けるのもあれば、
抜けないのは ほんとウソみたいに抜けなくて大変なんです。
お客様のダンスコに傷をつけないように、怪我しないようにと注意しながら
1本抜けたら「ふぅ…」で、背伸びして呼吸を整えてまた1本抜けたら「ふぅ…」
これの繰り返しで気の遠くなる作業が続きます。
でもこれをやらないと次の工程に進めないんですよね…
個体差がほんとに大きくて、作業に取り掛かる前は「このダンスコは楽に抜けますように」と
心の中で神様にお願いしているほどです。(笑)
今回のは なかなかシンドかったので次のはスルッと抜けますように…
ここでワンポイント雑学をひとつ
日本では、ホッチキスですが、英語ではstapler(ステープラー)といいます。
ではなぜステープラーがホッチキスと呼ばれるのか?
ホッチキスという呼称が一般化したのは、
明治36年(1903年)日本で初めて伊藤喜商店が輸入・販売した製品が
アメリカの E・H・HOTCHKISS 社製のモノだったため
日本では「ホッチキス」と呼ばれるようになった。
らしいです。


